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TECHNOLOGY

AIプログラマーとはどんな仕事?気になる年収や仕事内容を解説

AIプログラマーとはどんな仕事?気になる年収や仕事内容を解説

現在、多くの企業がAIを利用した事業開発を行っており、AIへの知見が深い技術者の需要が非常に高くなっています。そこで、当記事ではAIプログラマーの仕事内容や年収、AIプログラマーが必要とされている業界について紹介します。

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AIプログラマーとは?


AIプログラマーとは、AIシステムのアプリケーション開発を担当するエンジニアを指します。

AIプログラマーの仕事内容

AIプログラマーの仕事は、主にシステム要件に適合するプログラムの開発です。また、システムに関連したサービスの学習を担ったり、モデルの作成・開発から運用までの全工程を担当する場合もあります。

AIプログラマーの年収

人材会社のパーソルキャリアが運営するIT・テクノロジー人材のための社会人コミュニティ「TECH Street」が2020年に発表した調査「2020年プログラミング言語別/年代別の平均年収ランキング」では、下記表のような結果が出ています(一部抜粋)。

順位 言語  平均年収
 1位  R  569万円
 2位  Go  562万円
 4位  F#  550万円
 5位  Python  546万円

AIプログラマーのキャリアパス

AIプログラマーは、AIシステム全般を担当するAIエンジニアや、機械学習を専門とする機械学習エンジニアの、次のキャリアアップの候補ともなっています。

AIプログラマーの需要は?


AIプログラマーは、自社開発のみならず、受託開発においても需要が非常に高い職業です。ここでは、AIプログラマーの現在の需要と、将来的な需要について紹介します。

AIプログラマーの現在の需要

AIプログラマーの需要は、年々右肩上がりの状況で、実際に世界的にも深刻なAIプログラマー不足が問題視されています。

AIプログラマーの将来的な需要

マーケット調査会社である富士キメラ総研は、AIを使ったビジネスの需要や市場規模を調査するために、「AI(人工知能)ビジネス総調査」を例年実施しています。2020年の最新予測値では、以前の予測を上回り、2025年までにAIビジネスの需要が倍増することが予想されており、今後も需要は拡大していくことでしょう。このような調査結果からも、AIの市場規模は爆発的に増大しており、それに伴ってAIプログラマーの需要も高まることが分かります。

AIプログラマーが必要とされている業界

AIプログラマーが必要とされている業界には、自動車業界や金融業界、医療業界などが挙げられます。

AIプログラマーに求められる3つのスキル


AIプログラマーになるためには、「R」や「Python」をはじめとするプログラミング言語やデータベース、セキュリティ、統計学などさまざまな専門知識が必要です。ここでは、AIプログラマーに求められる3つのスキルについて説明します。

1.機械学習ライブラリ実装スキル

AIプログラマーの多くは、「scikit-learn」や「TensorFlow」などの機械学習ライブラリを使いこなします。したがって「Python」でのコーディングスキルと同様に、機械学習ライブラリの実装スキルが必要となります。また、AIをシステムに実装する際は、「Python」以外の「C++」や「Java」などの言語を利用する場合もあります。

2.データベース構築やデータ処理スキル

機械学習では、さまざまなデータを活用しデータの解析を行い、適した構造を設計したり、データモデリングや必要に応じてデータを抽出・集計したりします。機械学習基盤を準備する際に、クラウド環境を利用することも多いため、データベースの構築やデータ処理のスキルも必要です。

3.数学と統計に関するスキル(知識)

AIプログラマーとして働くうえで最低限必要な、数学と統計に関するスキルを身につけておくことも重要です。特に、データサイエンスの仕事では、数学や統計に関する知識が欠かせません。微分積分学や線形代数学などの数学の知識に加え、機械学習、深層学習プログラムを活用するためのパターン認識や予測、精度などの評価手法、確率分布などの統計の知識が必要となります。

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未経験からAIプログラマーになるには


一見すると、狭き道と思われがちなAIプログラマーですが、未経験者でも勉強と実績を重ねていくことで、AIプログラマーとして活躍することが可能です。ここからは、プログラミング未経験からAIプログラマーになるための道のりを紹介します。

独学で勉強する

現在はインターネットを通じて、AIを無料で学べる方法が数多く存在しているため、独学で勉強できます。しかし、インターネットには正しくない知識を含めた膨大な量の情報が溢れかえっており、そのなかから正しい知識を判断し、独学で学んでいくことは決して容易なことではありません。

未経験可の求人に応募する

プログラミングについての経験や、AIプログラマーに必要なAIに関する資格、数学・統計学の知識などを証明できれば、未経験でもAIプログラマーへ転職できる可能性があります。理想の仕事に就くことができれば、業務を通じてスキルを高められるため、最も経済的かつ効率的にAIプログラマーとして活躍できます。

プログラマースクールに通う

すでに社会人として働き、資金に余裕がある場合はプログラマースクールに通うこともおすすめです。スクールには、通学型とオンライン型があります。より効率的に学びたい場合には、通学型のプログラミングスクール、自宅ですき間時間に学びたい場合には、オンライン型のスクールを利用すると良いでしょう。

AIの進化でAIプログラマーの仕事はなくなる?


多くの人の予想を大きく上回るペースでAIは進化を続けており、2045年にはAIが人類を超えるというシンギュラリティーが発生することが囁かれています。では、AIの進化によってAIプログラマーの仕事がなくなる可能性はあるのでしょうか。

すぐに仕事がなくなることはない

結論としては、数十年後もAIプログラマーという職業は存在し続けると考えられます。AIの台頭や自動化ツールの登場などありますが、現代のテクノロジーではプログラマーの仕事をゼロにすることはできません。また、AIプログラマーは、システムの点検やエラー・トラブルが発生した際に保守・運用する役割も担っているため、すぐにAIプログラマーの仕事が不要になるとは考えづらいでしょう。

将来的には注意が必要

すぐに仕事がなくなることはないものの、AIの発展速度は非常に速く、技術の発展次第によってはAIプログラマーの仕事がなくなる可能性もあります。特に、クリエイティビティを持っておらず、ただ仕様書通りにコーディングするAIプログラマーは、AIに取って代わられる確率が高いため、注意が必要です。

AIに仕事を奪われないために

AI技術の進化は今後もますます加速し、社会や産業に大きな影響を与えるといわれています。では私たちは、来たるAI社会に向けてどのような対策を講じることができるのでしょうか。

将来的に有望なスキルを習得する

AIプログラマーになるには、AIに関する資格を取得することが役立ちます。AIに関する資格には、ディープラーニングの基礎知識が問われる「G検定」や、エンジニア向けの試験である「E資格」、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験の「Python3エンジニア認定データ分析試験」などがあります。実務経験に加えて、これらの資格を取得できれば、対外的にAIに関する自分のスキルを証明することが可能となるため、気になった資格があればぜひ積極的に挑戦してください。

AIにはできないスキルも習得する

守備範囲の広さから、万能に思われがちなAIですが、実のところAIにも苦手な分野はあります。それは、オリジナリティに富むクリエイティブな発想や、コミュニケーションの分野です。これらは、どれだけAIが進化しても人間に勝ることはないため、今のうちからスキルを高めておくと良いでしょう。

ビジネスにAIを活用するならTRYETINGのノーコードAIツール「UMWELT」がおすすめ

「プログラミング言語をいちから学ぶには時間がない」「すぐにでも業務でAIを活用したい」などでお悩みの方には、TRYETINGのノーコードAIツール「UMWELT」がおすすめです。UMWELTは、クラウド型サービスであるため、環境構築が不要で、かつ安価な初期費用で、高度なAIを活用できます。AIシステム導入の際は、UMWELTをぜひご検討ください。

まとめ

AIは今後もますますの発展が見込まれている分野であり、AI社会の到来は避けては通れないものです。そうした時代に活躍できる職業として、AIプログラマーを選ぶのもひとつの手段ではないでしょうか。ぜひ、本記事を参考にAIに関する知見を深め、今後の展望を熟考する際の参考にしてください。

参照文献

2020年プログラミング言語別/年代別の平均年収ランキング|TECH Street(2020)

2020 人工知能ビジネス総調査|富士キメラ総研(2020)
https://www.fcr.co.jp/report/201q07.htm

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