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AIが学べる大学8選!社会人でも学べる講座や学習ポイントを解説
目次
第3次AIブームである現在、AI人材不足は大きな問題となっています。2019年には日本政府により、「AI人材年間25万人育成計画」が発表されました。同じくして、大学では、AI・人工知能に関連する授業の導入や、AIやデータサイエンスの普及に合わせた動きが始まりました。ここではAIを学べる8大学を紹介します。
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AIが学べる大学8選
ここでは、長年AI研究に力を入れてきた大学や、最近学部が新設された注目の国内の大学をご紹介していきます。
東京工科大学
2020年度より、東京工科大学のコンピューターサイエンス学部は、「人工知能専攻」と「先進情報専攻」からなる2専攻を基盤とした教育を展開しています。「人工知能専攻」は、AIの基礎である機械学習、データサイエンス、ヒューマンインタフェース/認知科学、ロボティクスの4つの領域を柱とした学修を目的としています。AIに関する高度な知識と技術の修得後は、人工知能技術の応用分野拡大に向けて、AIが広い範囲で社会と関わるための研究も行われています。
武蔵野大学
武蔵野大学データサイエンス学部では、現在、最も注目されているサイエンス分野で活躍できる人材育成に力を注いでいます。蓄積されたビッグデータを分析し、さらに共用を活用した新しい価値を創造し、イノベーションを起こすのが、データサイエンス学部の目標です。ビッグデータ、IoT、クラウドに関する学びを基礎にして、Python及びそのライブラリを用いた技術の学修と、データサイエンスに関する広範な知識とスキルを身に付けることができます。
大阪工業大学
大阪工業大学のロボティクス&デザイン工学部では、実社会の問題解決に対応できる人材育成に力を注いでいます。変わりゆく時代のニーズに合わせたIoTやAIを活用した製品やサービスはまだまだ発展途上の段階といわれています。今、求められているのは、福祉機器やロボット、IoT機器、インテリアなどであり、必要とされるのは、革新的な製品システムを創出するデザイン力です。大阪工業大学では、エンジニアリングとデザインを融合させ、未来に向けたものづくりで社会の発展を支える人材育成を行っています。
北海道大学
北海道大学は、平成29年に文部科学省が認めた「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」を図る全国6拠点の大学のひとつです。ICTやIoTによる産業構造の変化に対応したデータを扱える人材を育成するため、文系・理系を問わずに全学生に向けて、数理・データサイエンスに関する教育が行われています。さらに、MDSセンターが構築する「MDSプラットフォーム」では、eラーニングを活用し、すべての学生がAIを学べる環境を整えています。
東京大学
東京大学は、教育強化拠点の大学で形成する「6大学コンソーシアム」の幹事校です。グローバル社会をリードする人材育成のため、理系・文系にまたがる学部横断型プログラムである「数理データサイエンス教育プログラム」を取り入れています。プログラムは数理データサイエンス分野の166科目より構成され、応用分野に活かせる基礎力を学ぶことができます。東京大学が提供するデータサイエンス関連の講義も豊富です。
滋賀大学
滋賀大学は、データサイエンス教育研究の先駆者とされている大学です。2019年4月には、日本初のデータサイエンス研究科が誕生しています。1・2年次には統計学と情報工学の基礎内容を身に付け、さまざまな応用分野で活かすデータ分析手法を学修します。3・4年次になると、演習を通した実践経験を積み重ねられます。統計や情報の基礎力やデータ解析結果を活かし、その価値を創造できる力を修得できるのが滋賀大学です。
広島大学
2018年4月、広島大学の情報科学科に、データサイエンスコースとインフォマティクスコースが新設されました。ここではデータコンテンツとデータ処理のテクノロジーを理解するためのカリキュラムが組まれています。データ分析の基盤と応用能力を修得し、ITイノベーションを支える基本技術と高度な情報処理能力を体系的・統合的に学ぶことができます。
横浜市立大学
横浜市立大学には、首都圏初のデータサイエンス学部が新設されています。将来のデータサイエンティスト育成に向け、専門領域の知識を学べるのが特徴です。統計学や計算機科学をベースとした専門教育に加え、Projet cBosed Learnigではデータが発生する現場の知識を学べます。また、英語教育に尽力し、3年次進級要件として、TOEFL-ITP500以上の国際水準の英語力の習得を必要としています。
社会人も大学講座でAIが学べる
AIやIoTへの関心が高まる中で、社会人のAIへの知識や技術の修得、学び直しへの意識が高まっています。そのため、各大学は社会人向けにAI講座を開講しています。
「人を知る」人工知能講座
「人を知る」人工知能講座は、情報学研究科知能情報学専攻の各研究室の教育者による講座です。カリキュラム内容は京都大学最先端の研究動向を含めた知見と、「知能メディア・認知システム・脳認知科学」から成る全8分野となっています。AIの基礎から先端技術までを網羅した講義は、社会人向けAI人材育成のためのプログラムであり、Zoomを通じて受講が可能です。
SmartSE
平成29年度に、文部科学省は「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」の基盤となる「enPiT-Pro」を実施しました。
SmartSEは、その代表校となる早稲田大学のWASEDA NEOを拠点にして行われるAI・IoT・ビッグデータ技術分野の社会人学び直しプログラムです。13大学、21組織(会員企業5,000社超)との大規模な産学連携ネットワークによって開始し、ビジネスと技術を接続しています。受講資格は情報系の実務経験とモバイルコンピューティング推進コンソーシアムIoTシステム技術検定中級相当保持者です。100科目120時間の正規修了コースの他にも、多彩な履修形態が整っていて、社会人に配慮した平日夜や土日の開講が魅力です。一部、オンライン配信も行われています。
データサイエンス&AI人材育成プログラム
武蔵野大学が行うデータサイエンス&AI人材育成プログラムは、データサイエンス学部の精鋭講師陣と、最先端で活躍するデータサイエンティストによる講座です。この講座では、データを読み解く分析力と活用力だけではなく、新しい価値を生み出す創造力を備えることを目的としています。Pythonの基礎と活用法について、全12回の講義と演習を繰り返すことで学び、現在抱えている課題とそれの解決策、さらに構築法までを習得することができます。
enPiT-everi
enPiT-everiは、九州・中国地域の各産業の社会人を対象にした教育プログラムです。特色ある産業(製造業・観光業・自動車産業・農林畜産業・介護業)に特化した教育テーマを設定し、企業へ導入できる人材育成を目的にしています。
プログラム内容は人工知能やロボット技術、IoTによる社会人リカレント教育です。社会人でも受講がしやすいように、VOD(ビデオオンデマンド)による講義が多数揃っています。開講対象者は、5大学4地域で、履修資格は大学または短期大学卒業、かつ一定程度の情報処理知識や技術を有する者です。
独学でAIを学ぶには
時間や費用などの工面が難しい場合、独学でAIを学ぶ方法があります。
専門書を読む
一番身近な学習方法は、専門書を読むことです。ネットの普及により、さまざまな情報を入手できる時代ですが、自発的に関連書籍を選んで手に取り読むことで、新しい知識を発見できます。専門書は信頼性が高く、興味・関心のある内容に対する情報量の多さや、何度も読み返すことができる利点があります。
AIのイベントに参加する
AI関連のイベントやセミナーでは、最新の情報を得たり、同じ目標を持った人達と交流ができます。また、最先端で活躍するエンジニアやデータサイエンティストらと、直接意見を交えるチャンスがあるかもしれません。
AIツールを使ってみる
AIはさまざまな分野で活用されていて、業界だけでなく、今や私達の日常生活とも密接しています。思案するよりも実際にAIの技術を導入したツールを使ってみることで、具体的なイメージが湧いてきます。
UMWELTならAI導入に失敗しない!
TRYETINGのノーコードAIクラウド「UMWELT」は、プログラミング不要でAIシステムを構築できるAIツールです。業務効率化に役立つAIアルゴリズムが多数搭載されており、それらをレゴブロックのような操作感で組み合わせるだけで、誰でもAIが利用できます。導入時には専任のコンサルタントが伴走するため、専門人材がいない企業様でも安心してご利用可能です。
まとめ
AIに頼る時代でありながら、AI人材不足は今も解決されていません。現況を乗り切るためには、もっと広く身近にAIに触れる機会が必要です。今回紹介したAIを学べる大学では、データサイエンスに特化した先端のAI技術や知識が学べます。社会人ならば、専門書を読んだりAIのセミナーに参加してみたりするのも得策です。この先の未来を創り上げるAI人材が、一人でも多く増えることを願っています。AIの人材不足を解決したい、AIを導入したいとお考えの方は、ぜひTRYETINGまでお気軽にお問い合わせください。
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