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AIを活用するSaaSとは?特徴やメリット・デメリットを解説
目次
昨今、ビジネスの現場に様々な種類のSaaS(Software as a Service)が導入されています。WEBやタクシー内での広告も、SaaSを目にする機会が増えてきました。日々アップデートされるSaaSの中には、AI搭載型の高機能型ツールも存在します。この記事では、最新のSaaSトレンドやキーワードについて説明していきます。
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AIに関わるSaaSとはどういうもの?
SaaSとはSoftware as a Serviceの略字で、ソフトウェアを提供するクラウドサービスを指します。ソフトウェアをインターネット経由で利用できるため、自分の端末で起動させる必要がないことが特徴です。
SaaSの特徴
SaaSの特徴としては、主に以下の2つをあげることができます。
①インターネット環境があればどこからでもアクセスできる
SaaSのサービスはアカウントごとに提供されているため、オフィスだけではなく、自宅や外出先からもアクセスが可能です。インターネットに接続できる環境や端末があれば、場所に制限されることなく、どこにいてもサービスを利用することができます。
②複数のチーム・複数の人数で編集や管理できる
ドキュメント編集機能、ストレージ機能が搭載されているSaaSでは、複数のチームやユーザーで、同時にデータの管理・編集作業を行うことができます。
PaaSとの違い
PaaSはPlatform as a Serviceの略で、インターネットを通じてプラットフォームを提供しているクラウドサービスです。システムやアプリケーションを開発するためのOSやミドルウェアなどを提供しています。
IaaSとの違い
laaSとはInfrastructure as a Serviceの略であり、インターネットを通じてインフラを提供しているクラウドサービスです。サーバーやネットワークなどを提供しています。
ASPとの違い
ASPとはApplication Service Providerの略です。SaaSはネットワーク経由で提供されるソフトウェアを指すのに対し、ASPはネットワークを提供する事業者を意味しています。
SaaSのメリット
SaaSを導入することで得られる具体的なメリットは、以下の通りです。
高い技術を使用できる
SaaSを提供している多くの企業は、システム開発において専門的かつ高度な技術を持っています。そのため、高いIT技術を低コストで利用することができます。専任の担当者を置く必要はなく、安定した運用ができる点はSaaSの最大の魅力だといえるでしょう。
アカウント作成のみで手軽に利用できる
SaaSを導入する際には、パッケージされたソフトウェアのインストール作業が必要ありません。インターネットを経由してユーザーアカウントを作成すればすぐに利用できるため、手軽に利用を始めることができます。
セキュリティ対策やアップデートをしてもらえる
ソフトウェアのアップデートや、セキュリティの対策、機能拡張などは、すべて提供者がしてくれるため、運用に手間がかからないこともメリットとして挙げられます。また、災害時や障害時にはベンダー側で復旧対応を行ってくれるため、サービスへの影響を最小限に留めることができます。
SaaSのデメリット
SaaSを導入することのデメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
ランニングコストがかかる
SaaSには契約期間があり、期間中は毎月、利用料金が発生します。長い目で見ると、買い切り制のパッケージ版よりもランニングコストがかさんでしまう可能性があるため、しっかりとコスト計算をしたうえで、より良いほうを選択しましょう。
データ移行に手間がかかる
SaaSにはさまざまなサービスがありますが、そのほとんどには連携性がありません。そのため、別のサービスに乗り換える際にはデータの移行に大きな手間や時間を要するケースが珍しくありません。
SaaSの代表的なサービス例
現在、SaaSを活用したツールには、ビジネスチャットから会計ソフトまで、さまざまなものがあります。ここではSaaSの代表的なサービス例を一覧で紹介します。
ビジネスチャットツール
- Slack
- Chatwork
- Microsoft Teams
- THANKS GIFT
- LINE WORKS
- Workplace from Meta
- Google カレンダー
- TimeTree
- TeamOn
- Salesforce Sales Cloud
- eセールスマネージャーRemix Cloud
- ちきゅう
- マネーフォワード クラウド
- freee会計
- やよいの青色申告 オンライン
ビジネスチャットツールとは、ビジネスシーンで利用するチャットツールのことです。形式的かつ一方通行なメールとは異なり、気軽に双方向で会話をすることができ、テーマごとにグループを作成できる利便性も兼ね備えていることから、導入する企業が増加傾向にあります。
社内SNS
社内SNSとは、特定の利用者が参加するコミュニティーサービスであるSNSを、社内利用向けに特化させたシステムのことを意味します。 SNSにはコミュニケーション手段として優れた機能があることや、使い勝手が良いことから、社内の情報共有やコミュニケーション促進を目的に、電話やメールの代用品として利用されています。
スケジュール管理ツール
スケジュール管理ツールはシンプルなものから多機能なものまでさまざまです。 それぞれの機能や操作性などをしっかりと把握したうえで、自社に最適なツールを導入することをおすすめします。
CRMツール
CRMツールとは、CRM(顧客関係管理)を行うにあたって必要となるシステムのことを指します。 CRMツールをうまく活用することで、顧客の個人情報や購入履歴、また問い合わせ履歴やアンケート結果などを一元管理できるようになり、顧客情報の共有が容易になります。
会計ソフト
会計ソフトとは、会計業務を効率的に行うためのソフトのことをいいます。現金出納帳・総勘定元帳といった帳簿はもちろん、貸借対照表、損益計算書、決算書などビジネスに関係するさまざまな種類の帳票を作成・出力することができます。
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まとめ
少子高齢化が進み、労働力が不足している昨今、業務の効率化を図ることは事業を継続していくうえで欠かせない要素となりつつあります。多くの企業が業務の見直しを進めるなか、AI×SaaSを導入する企業は今後ますます増えていくことでしょう。ぜひ当記事を参考に、「SaaSとは何か」を正しく理解し、ビジネスの効率化に役立ててください。
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